迅速な避難所の整備で安心感
避難訓練や家族との会話の中で、災害が起きた時の避難場所を確認することは誰しもあるでしょう。不安や孤独を感じるなか、避難所に人々が集まるのは4月3日台湾地震でも同じでした。...
View Article月面着陸への期待 今も昔も月に思いを馳せて
「月が綺麗ですね」。夏目漱石はI love you.の訳としてそう答えたという逸話があります。この表現は2024年の現代でも多くの人が知っているのではないでしょうか。昔から人は月に思いを馳せて生きていたのだなと思います。...
View Article給食費無償化から考える 地域格差なくすには
小学生の時、給食の時間が楽しみで学校に通っていた人はいませんか。 筆者も楽しみにしていた1人。大学生になった今でも、夕食に地元で人気の給食メニュー「プリプリ中華炒め」を再現することがあります。...
View Article災害に備え、ペットとの同行避難を考える
能登半島地震から3か月半。16日、被災などで飼えなくなった犬や猫を受け入れ、希望者に譲渡する「いしかわ動物愛護センター」が石川県津幡町で開業しました。新設に際して、譲渡を希望する人が実際に動物と触れ合い、相性を確認できる「マッチング室」も備えられました。家が潰れて外に逃げ出したり、飼い主が被災し仮設住宅に移ったことで飼えなくなったりしたペットが、この施設で保護されています。...
View Article使うほどに味わい深い 日本の工芸品に注目!
近年、日本の伝統工芸品や伝統的工芸品が、国内外からの注目を集めています。今月初旬に、岸田首相は9年ぶりとなる国賓待遇で米国を訪れました。現地時間9日の夜には夕食会が開催され、岸田首相から「輪島塗のコーヒーカップ」、裕子夫人からは「高岡銅器のアクセサリー」が贈られました。また、ミラノで開催されている世界最大規模の祭典「ミラノデザインウィーク」では岡山県の「備前焼」、秋田県の「大館曲げわっぱ」といった伝...
View Article学問において男女の差はあるの?
医学部の不正入試問題を始め、教育面で女子が不利に扱われることがないとは言い切れない現状があります。差別を受けた本人は、女子という性別を好んで生まれてきたわけではあるません。理不尽さに憤り、あるいは悲しんでいる人は多いことでしょう。...
View Article沈みゆく都、ベネチアの危機
1987年に街全体が世界遺産に登録された、海上に浮かぶ水の都ベネチア。誰しもが一度は行ってみたいと思う場所ではないでしょうか。 そんな世界中の憧れの地ですが、近い将来に存続が危ぶまれる「危機遺産」に登録される危険性があるという難題を抱えています。...
View Article震災から13年が経った福島 津波被害と原子力災害を現地で学ぶ
東日本大震災から13年が経ち、今春、震災後に生まれた子供たちが中学生になりました。筆者も地震発生当時は幼稚園に通っており、被害の深刻さは報道や本を通じて知りました。そこで、津波被害や原子力災害についてくわしく学びたいと思い立ち、現地に足を運びました。...
View Article運転継続か否か 高齢ドライバーの在り方から考える
30万7,930件。この膨大な数字は、昨年の交通事故発生件数です。毎日、数百件もの事故が起きているということです。歩行者として、あるいは、自動車や自転車の運転者として、誰もが交通事故に遭遇する危険性があるのです。 心を痛める交通事故は後を絶ちません。「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」。高齢ドライバーによる事故で最も多い原因が運転操作の誤りです。 (死亡事故における人的要因比較...
View Article世界最大の民主主義国(?)インドで総選挙 大国の選挙事情を探る
2024年は、世界各国で重要な選挙が行われる年です。3月にはロシア大統領選が、4月には韓国総選挙が実施されました。11月のアメリカ大統領選挙については、バイデン大統領とトランプ氏の言動が連日報道されています。トランプ氏が返り咲いた後の社会を意味する「もしトラ」が日本国内で頻繁に飛び交うように、選挙結果を世界中が注視しています。それは、国際社会や各国に与える影響が非常に大きい国であるから、だと思います...
View Article所変われば就活変わる 就職氷河期の中国
今年3月、2025年に卒業する大学生・大学院生の就職活動が解禁されました。就活生の皆さんは、ES(エントリーシート)の提出や面接練習に追われる日々を送っているのではないでしょうか。26年に卒業予定の筆者も、ゆっくりしている場合ではありません。先週は合同企業説明会に参加し、自己分析や業界研究を進めてきました。夏には個別企業の説明会やOG・OB訪問にも行く予定です。大学生気分をまだまだ味わいたいと思いつ...
View Article消滅可能性自治体を巡る報道、若年女性当事者はどう捉えるべきか
「自治体4割『消滅可能性』若者女性大幅減で」 「自治体4割『消滅可能性』20~39歳女性が50%以上減」 いずれも今朝、新聞を手に取って真っ先に目に入った記事の見出しです。 民間の有識者らでつくる「人口戦略会議」は24日、2020年から50年までに全国の4割以上にあたる744自治体で、20~39歳の女性人口が50%以上減少し、いずれ消滅する可能性があるとする分析結果を公表しました。...
View Article加・バンクーバーで見る桜〜桜が教えてくれる歴史〜
前回の記事でカナダの大麻合法化についてお伝えしましたが、先週20日には北米など各地で「大麻の日」がありました。筆者の暮らすバンクーバーでも大麻を吸うために多くの人が浜辺や公園に集まったとされています。大麻を喫煙することが祝いの日として成立しているカナダ社会にまた驚かされました。...
View Article少子化対策 ―自治体の取り組みは(【連載】「静かなる有事」5)
連載の初回(続く80万人割れ―忍び寄る少子高齢化社会)では、出生数が80万人を切り、さらに少子化が進む日本の現状を見渡しました。第2回(広がる非婚化・晩婚化)では、原因の一つである非婚化・晩婚化について考えました。連載の3回目(グローバルに進む少子化 ―カギはアフリカ?)では、日本から一旦離れ、世界に目を向けました。前回の(これまでの少子化対策)で日本政府が取り組んできた少子化対策を振り返りました。...
View Article地域の災害リスク 調べてみよう
皆さんは、自分が住んでいる地域の災害リスクについて知っていますか。また、何か防災対策をしていますか。先週には豊後水道で震度6弱の地震が発生しました。これから夏が近づくにつれて、台風やゲリラ豪雨による洪水・土砂災害にも警戒する必要があるでしょう。...
View Article心情等伝達制度-被害者にできることとは-
先日、京都先端科学大学で開かれた講演会「交通犯罪『被害者遺族たちの声』」の取材にカメラアシスタントのアルバイトで参加しました。交通事故により、愛する人を失った被害者遺族の方々のお話を聞き、月日が経った今でも悲しみや苦しみと戦い続けていることを痛感しました。...
View Article「かもしれない」を大切に!ハラスメント防止策として考えたいこと
「ハラスメント」。ニュースで最近とくによく耳にする問題です。 そもそもハラスメントとは、「いやがらせ」を意味することば。自身の言動によって相手を傷付けること、不快にさせることを指します。具体的な例には、優位な立場や関係を悪用するパワーハラスメントや、性に関わる嫌がらせをするセクシャルハラスメントなどがあります。...
View Article「消滅」する自治体 止まらぬ札幌集中
民間の有識者でつくる「人口戦略会議」は24日、地方自治体の「持続可能性」を分析した報告書を発表しました。 報告書では、2050年までの30年間で20〜39歳の若年女性人口が50%以上減少する自治体が「消滅可能性自治体」とされ、全体の43%にあたる744自治体が当てはまるとされました。...
View Article春のよろこび、叙勲受章者が決定 受け取るのはどんな人?
今日4月29日、昭和の日。 春の叙勲と褒章の受章者が決定しました。叙勲は、桐花大綬章1人、旭日章984人、瑞宝章3123人の合計4108人でした。このうち女性は435人で全体の10.6%。民間人は1888人で46.0%となりました。褒章は651人と14の団体でした。...
View Article各地で加速するオーバーツーリズム 問われる観光客の姿勢
オーバーツーリズムが深刻な問題になっている今日この頃、人気の観光地では対策が始まっています。4月21日のあらたにす「沈みゆく都、ベネチアの危機」でも紹介されましたが、イタリア北部の「水の都」ベネチアでは、今月25日から試験的に入場料5ユーロ(約850円)が導入されました。支払わなかった場合、最大300ユーロ(約5万円)の罰金が科されるというのです。...
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